2016年02月20日

労働災害、0.8%増977人 転倒、全体の2割 8人死亡 15年佐賀県内

2015年の佐賀県内の労働災害発生数は前年比8人(0・8%)増の977人で、死亡者数は前年より1人多い8人だった。転倒が労災全体の2割を占めており、佐賀労働局は重点的に防止対策を促している。

休業4日以上の死傷者数の速報値を佐賀労働局が公表した。主な業種別にみると、建設業は前年に比べて10人(6・2%)、商業は9人(6・8%)、娯楽接客業は9人(18・0%)それぞれ増加。建設業では、マンションなどの鉄骨・鉄筋家屋工事や電気・通信工事で増えた。

一方、陸上貨物運送事業では25人(15・0%)減少した。景気の緩やかな回復に伴い荷動きが活発になる中、佐賀労働局は昨年1月から、荷役作業などに絡む安全衛生管理計画の策定を求めており、一定の取り組みがみられるという。
事故内容は「転倒」が197人(20・2%)で最も多く、次いで「墜落・転落」195人(20・0%)、「動作の反動、無理な動作」133人(13・6%)。

転倒は全産業に共通する労災だが、第3次産業だけでみると3割を占めた。佐賀労働局はあらためて各種団体に対し、通路の段差解消や障害物除去など安全対策の徹底を求めていく。

死亡事故は建設業3人、商業2人、製造業と運輸交通業、通信業が各1人だった。全員男性で、年代別では10代1人、40代、50代、60代が各2人、80代1人。業種や原因が異なり、企業や業界団体を個別に指導している。

佐賀新聞 2016年2月5日
posted by roudousaigai at 20:55| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする